10.11.08

18.10.08

家の本、仮完成





外箱が良くない。出しにくいし入れにくい。
同じに作っているつもりでも、ちょっとした切る時のズレとか湿気とかで変わってしまう。
大きさ変えようとすると、全部図面を一から引き直さなきゃいかんし。
箱を作るのは大変。

16.10.08

行くか戻るか




一日の本の作業続き。
この先進めても今イチだということがうすうすわかってしまった時点で、行くか、戻るか。
私はこの2択を迫られると、毎回ついつい前進してしまう。
もちろん後悔するんだけど。
今回もなんとなく道を誤ったのは途中からわかっていたけど、とりあえず投じたもの(紙約250枚と時間)は回収しなくては…ということでなんとか綴じてみた。
やっぱりcoptic bindingにすべきでした。収集つかない。

10.10.08

同時進行で

滞っていた作業をまとめて。
もうひとつは、家の本。

家って実は本っぽい。
外装と、インテリアと、実際に住んでる人。
表紙と、ページと、内容。
ストリートは本棚なのです。



これは、そんなことを考えつつ、在学中に作った。
手直しして、完成させようと思いつつ、もう半年以上経過。
この時は家自体、普通の本にしたけど、ページ数が多くなかったので、スカスカしてしまった。
今回手直しするに当たって、マッチ箱方式の豆本に変更。
ゾンザイすぎたハコもちゃんと作ろう。
で、サイズなどを調整しつつ、スタディ中。



だんだん人とか入れたくなってくる。
モデルショップに行って買ってきてしまいそう。

9.10.08

book of a day





1日の時間を表現する本を作ってます。
1秒が1ミリだとすると、1分は6センチ。
1分を1ページだとすると、1時間は当然ながら60ページ。
1時間=1signatureを24作って、合わせると1日になります。
厚みは、ほぼ6センチ。1日ってちっちゃい。

上から、スタディの経過。
最初は1ページ1分で、A7で考えてたけど、秒まで作ることを思いついて下のテスト版に。
で、6センチだとめくりづらいので1秒2ミリで12センチに。
綴じ方も変えたり…。

こういうコンセプトと構造を擦り合わせながら作ってく作業は大好き。

8.10.08

favourite paper その2





 
holbornにあるfalkinerというbookbinding用品専門店で、色々な紙を扱っています。
行くとついつい衝動買いしてしまう。
上はイタリアの紙とフランスの紙。下から2番目のは手透きで、ざらざらした感じがキレイ。

6.10.08

portrait without eyes

Fraicis Bacon展@Tate Britain
フランシス・ベーコンはターナーに次ぐイギリス人画家の大家なのだそうです。

ホラーチックな画風が割と好きで気になってはいたものの、まとまって作品を見るのははじめて。
初期から人間をフォーカスした作品が多く、ポートレイトがほとんどだが、何より驚いたのはそのほとんどに、目がない。口はある。目があっても見えていない。
肖像画である以上生じうる観客との間に見る・見られるという関係性を否定し、肉塊に観客の心理を投影させているということでしょうか。

5.10.08

paper stretch

イベントのために作品を描く準備をしています。
水彩をやるつもりで、ただ今まではスキャンとphotoshopでどうにでもしていたものの、現物展示となるとさすがに水張りしないと…
ということで、水張りのためのグッズを買いに画材店へ。

水張りは英語でstretching paperというということがわかりました。
パネルは売っておらず、その辺で売ってるmdfボードとかでいいんじゃない?とのこと。
水張りテープは、いわゆるクラフトテープで代用する模様。
刷毛がえらく高くて怖じ気づいて止めた。
ということで、何も入手できませんでした。
月曜日に材木屋に行きます。

2.10.08

29.9.08

Rothko@Tate modern

今まで正直なところ、良さがよくわからなかった。
川村美術館にあったロスコーの部屋も、20分くらい居たら何か閃くかと思って粘ってみたりしたけど、やっぱりよくわからなかったというのが正直な感想。

で、今日テートモダンで改めて見てみて、わからないなりにいくつか気づいたことがあるので、メモ。

ひとつめは、エッジ。
カンバスのエッジがめちゃめちゃキレイ。これには今まで気づかなかった。
作品によって、テープか何かで縁取りの白を残してあるものもあったが、それらもエッジの鋭いこと極まりない。

ふたつめ、黒のシリーズ。
今までは赤の作品しか見たことがなかったけど、今日見た黒のシリーズが一番いいと思う。
遠目に見たら一色だけど、近くで見ると、2色の黒で塗り分けられているやつ。

みっつめ、光。
展覧会の会場がやや暗めに設定してあり、これはロスコー自身のやや暗いところで作品を鑑賞してほしいという意図によるものらしい。
人工でない薄暗さならもっといいのに。
場内にはロスコーが制作を行っていたニューヨークのスタジオの写真なども展示されていて、その室内の雰囲気がものすごく良く、このスタジオで一連の作品を見てみたい、と思った。

26.9.08

live/death



craft paper
thread




わたし
あなた



すべては表裏一体

Spinning Rainbow


watercolor paper
colour card

Into the fog



tracing paper
38p

20.9.08

できた



発売は10月とのことです。

13.9.08

プリンタ

新調しました。
デカイ!(A3)
印刷がキレイ!
サイレント機能まである!

感動!!!
もとをとれるようにがんばって働こう。

27.7.08

2.7.08

rose window

「芸術」の最も重要な産物でありかつ最も望まれるべきものは何かと問われたならば、私は「美しい家」と答えよう。さらに、その次に重要な産物、その次に望まれるべきものは何かと問われたならば、「美しい書物」と答えよう。自尊心を保ちつつ、快適な状態でよき家とよき書物を享受することは、すべての人間社会がいま懸命に求めていくべき喜ばしい目標であるように私には思える。
− William Morris「中世彩飾写本についての若干の考察」Some Notes on the Illustrated Books of the Middle Ageより